味噌の仕込み2022年度3回目

味噌づくり

いろんな豆を混ぜた味噌の仕込みを紹介します

赤大豆,茶豆、肴豆、黒豆、サトイラズ、エンレイ、あやこがね

在庫していた色とりどりの豆(茶豆 黒豆 赤大豆 エンレイ サトイラズ 肴豆)

2021年に収穫してそのまま保存していた色とりどりの豆をみんな混ぜて味噌を仕込みました。総計5キロ(味噌の仕上がり20キロを仕込みます)

茶豆(枝豆用で作ったけどあまり枝豆で食べなかったやつ)

エンレイ(普通の黄色い豆 あまり)

赤大豆(山形だかどっかの在来種で枝豆でおいしい)

肴豆(酒の肴に一番うまいという幻の枝豆 私がこれが一番好き)

サトイラズ(新潟県津南町の在来種で砂糖がいらないほど甘いというほど味のある豆)

あやこがね(豆おばさんからもらったエンレイより甘いという黄色い豆)

よくこれだけいろいろ作ったものである。

分量レシピ

味噌のレシピはいろいろありますが、私はいつも覚えやすいように単純化して

豆:麹:塩 の比率を 1:1:0.5 にしています。

今回は

豆5Kg 麹5㎏ 塩2.5kgで行きます。

この量だと豆を煮る量が持っている限界量で、味噌用25型の樽でピッタリなんですね。

1)よく洗う

水がきれいになるまでよく洗いますが、混ぜたらとってもカラフルできれい

2)水に浸漬する(水を吸わせる)20時間後

たっぷり水を吸ってぷっくり膨れました。乾燥大豆の状態から3倍に膨れるので時々チェックします。

3)柔らかくなるまで煮る  

いつもは外で時計型ストーブを使って煮ますが今日は朝からストーブを焚いていたためストーブで煮ることにしました。あくが出切るまで吹きこぼれに注意します。

10時間後(普通はこんなに煮ません)

煮る前のカラフルさはなくなってしまいました。毎度飲みますが甘い大豆を使ったときのこの煮汁がとにかく甘くてうまい!

4)ミンサーでつぶす

愛用しているボニーの豆ミンサーでひたすらつぶします。

あまり大きく見えませんがボールは直径60センチの特大サイズ

5)麹の塩切(麹と塩をよく混ぜる)

(ビールは大きさの比較対象でビールは入れません)

本来であれば麹と塩を事前によく混ぜておきます。麹は菌糸でしっかりと固まっている部分があるのでバラバラにして塩とよく混ぜます。(よく誤解されますがこの段階で麹菌は死んでしまいます。手作り味噌は麹菌を摂取するから・・・という人がいますが摂取できません)

今回は横着してつぶした味噌の上に麹と塩を入れて混ぜました。(別で混ぜたほうがはるかに楽でした)

この時に注意ですが、熱々の豆をつぶしても麹を混ぜるのは必ず手で触れるくらいさめてから。

6) ひたすら混ぜまる

写真を撮り忘れました。

とにかく混ぜます。固いようであれば煮汁を足して柔らかく調整します。

味噌は固めに仕込むとよく言われますが、私は比較的柔らかめにしてます。

7)樽に込める

ソフトボール大のたまにして樽に投げ込みます。目的は空気を抜くため。

投げ込んだ味噌玉がべちゃっとつぶれるくらいが理想的固くて空気がたまりそうなときは手で押し込んで空気を抜くイメージで味噌を詰めていきます。

昔味噌玉が固すぎて樽の底にあたって バイーン♪と跳ね返って床に落ちたことがあります。固すぎですね。

8)仕上げの塩蓋

最後の仕上げは人それぞれ多種多様なのですが、私はカビと戦うのが嫌なのでラップを表面に敷いて漬物袋をかぶせてその上から袋にたっぷり入れた味噌を入れて塩蓋の完成。

水が上がれば空気と触れなくなりカビが生えません。

空気と触れた水などはカビますがその部分を取るだけ。私は天地返しもせずこのまま寒すぎない場所(普通の場所)に1年間放置します。

漬物と同じように考えてしまい、床下や地下など一年間を通して寒いくらい涼しい場所に置くと発酵が進みません。

樽の側面に豆の種類、麹、塩の量と仕込んだ日を書いたらおいしくなるように と願いを込めて発酵させます。

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